人狼物語 三日月国

148 霧の夜、惑え酒場のタランテラ


【人】 砂の民 スティグ

 
うん。


[続く彼の言葉>>37にも、素直に頷く。
本当にこの少年は、自分よりよほど長生きしているように思う。
酒の飲み方を、知っている。
いや、ここに来たから、ここで過ごしたから知ったのだろうか?
それも自分が知ることはない。


彼の話を聞きながら、ずっと昔の、戦争前の村の酒場で、友人と、皆と酒を飲んだことを思い出していた。
自分はあのころもザルだった。
けど、確かに、今より何倍も酒がうまかった。
思い出しても虚しいだけのことを思い出さないようにしていたついでに、酒のうまさも自分は忘れていたのかもしれない。]
(51) wallander 2022/05/28(Sat) 8:07:32