人狼物語 三日月国

119 【身内RP】夜空を駆ける年越し汽車【R15】


【人】 宝石ディーラー ユーリ・タカノ

─自室から食堂車へ─


[……手袋を嵌める。

それから鞄の二重底を捲り、
開かずの(と思い込んでいる)封筒を取り出した。

気まぐれ、というわけではない。
心境の変化があった。
ジャケットの内ポケットに忍ばせるくらいには。

どこかの時点でジブリールに逢えたなら
鍵魔法を操る彼女に、
開け方のヒントを知らないか、聞いてみようと思う。


──この手紙が開かれる解錠される時には
この世に私は存在していないでしょう。──

手紙がそんな書き出しで始まることを、未だ知らない。
封蝋に一寸むき出しの指をかければ
それはもう、雪のように解けて消えるというのに。
]


 ギムレットを──

[食堂車のバーカウンダ―で
そこにペンギンスタッフ以外の誰かがいてもいなくても
そう、注文するだろう。]**
(52) rin 2022/01/03(Mon) 1:30:42