人狼物語 三日月国

203 三月うさぎの不思議なテーブル


【人】 厨房担当 マシロ

 ― ささやかなパーティの下準備 ―



[ 桜の花が見頃を迎え、藤の花が咲く少し前のこと。
  鴨肉の日の翌日、──いや思い出すな今は仕事中だ。
  ともあれ自分がケーキ作りへのトラウマを乗り越え、
  首筋を隠す襟の長いシャツに制服を改めた。
  それよりは後の時期だった。
  スプリングラムよりも後だったかもしれない。>>6:5

  「パイ伝説の持ち主にパイ?」だの何だの頭を悩ませた
  速崎の誕生日パーティの開催は、
  寧ろ露骨すぎて逆に潔かったかもしれないが。>>47
 
いっそ自分が「ツラ貸してくんない?」を再来すれば
バレなかったかもしれないけれど、それはそれ。


  オーダーを通しながらパーティの準備もとなると
  中々忙しく、ヘルプに回り回られ、といった具合。
  だから瑞野が自然に隣へ並んだのも>>48
  言葉の通り、手伝いだと思った が ]

 
(53) 鬼葉 2023/03/15(Wed) 16:34:02