【人】 室生 悠仁あの言葉を聞いたのは>>25、もう半年ほど前になる。 半年もの間、俺は結論を出さずにずるずると 傍にいることを許してくれる彼の隣りに居続けた。 共にいる時間、楽しいことも 嬉しいこともたくさんあった。 彼といると全てがきらきらと輝いて見える。 このままでいいんじゃないかと思えてしまう。 それでも、このままではいけないと。 そう心の片隅で囁く自分も確かに在ったのだ。 繰り返す自問自答。 その行為にも疲れてきた頃、覗き見たSNSで 前に彼と共に行ったカフェがハロウィンに関する 季節限定メニューを出していることを知り>>*1 気分転換にと、今度は一人で。 足を運ぶことにしたのだ。 (54) 2022/10/18(Tue) 8:44:33 |