【人】 客 葉月[穏やかな声に振り向く。そこにいた姿を見て>>52] ──っあ、シャミさん! [ついつい間抜けな声を漏らしてしまった。 カウンター席から覗く、すらりと長い脚。 柔らかな表情は常からだけれど、今日はそれが薄い化粧に包まれている] (──わ、かってたけどこの人もすげえ美人だな!) [可愛いの概念から外れているだなんてとんでもない>>52 綺麗なものに執着してしまう身として、この人のことはどうしても目で追ってしまう。 もっともそれはあくまで今の話で、初対面のときは“可愛い子たちと一緒に働いてるイケメン”として嫉妬の目を向けてしまっていたことは忘れていない。が、向こうにはどうか忘れていてほしい] (59) 2023/03/01(Wed) 18:47:07 |