【人】 甘言 イクリール>>36 「げ……限定品だったんですね!……ってことは人気店なら もう無さそうですね…しょぼん。」 美味しそうなお菓子と聞いて残念そうに項垂れていると あなたがカップケーキを半分にして差し出してくれた。 目の前に割られたそれを見ながらあなたの行動を察して 顔を上げてぱっと表情を明るくした。 「わあっ、え、いいんですかっ? ありがとうございます!優しいんですね〜」 にこ、と微笑み手にとったカップケーキを大事そうに頂く。 美味しくて幸せそうに。そして食べながらあなたの話に答える。 「――そうですそうです!おもてなしや贈り物にも できますからね。ということはよくお使いを頼まれたり して来てたわけですね?ふふ、いつもありがとうです。 お祭り、毎年来てますよ。屋台で出しても儲かりますし 近いので屋台じゃなくても結構賑わうんですよ。 あなたは?」 (59) 2022/03/22(Tue) 0:32:45 |