人狼物語 三日月国

114 【半突発R-18】Snow white Festival【飛び入り歓迎】


【人】 薬屋 テレベルム

  ……ラヴァ。

[伏せかけていた瞳を緩慢に開いて、黒衣の女を視界に収め、
 情けなさと気を病ませはしないかと危ぶむ感情から
 苦痛よりも心が痛く、きゅっと眉を寄せたが
 いっそ彼女の方が悲愴なかんばせで>>56
 大丈夫だと言いたげに細い肩を軽く慰撫する。]

  ―― あぁ、待て。膝が汚れてしまうぞ。
  あんたの家みたいに、床が綺麗ではないから。

[魔術の行使で整頓された家>>1:17とは異なり、
 膝を床に臥して介抱の手を翳す彼女に忠告はするも
 流れる血の力のみで自然に治るのを待つよりは、
 不得意でも彼女の力を借りる方が早かろうから、
 跳ね除けるような真似事はせず、苦く微笑むのみ。

 猫たちは心配そうに鳴いていたものの、
 兎の血を引く彼女を引っ掻こうと躍起になる訳でもなく
 邪魔にならない距離感に霧散して、様子を遠巻きに窺う。]
(60) LARK 2021/12/12(Sun) 12:20:44