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人狼物語 三日月国

33 【恋愛RP】Umbrella×School×Love!【R15】


【人】 光学迷彩 もも

[コミュニケーションは手間だ。
時間と労力を尽く消費してやっと他者との間に得られる社会的関係の架け橋。そのコストと利益を天秤に掛けた結果、わたしは簡単に放棄するに至った。もう随分前からだ。]

[昔から『存在感が無い』と色々な人から言われてきたんだけど、気にしたことは一度も無かった。他者、社会との関わりなんて、悩みやもどかしさ、ストレスの元にしかならないから。1人でいて寂しいと思ったことも無いし。]

[最近は開き直って前向きに考えているくらいだ。同じクラスの人も、担任の教員でさえ、わたしがいないことに気づかない。だから、授業中であってもクラスを抜け出して、アイスレモンティのパック片手に1人で廊下に座ってゆっくりと自分のペースで勉強することができた。今、わたしの学園生活は最高に充実してる、気がする。]

さぁて、そろそろ…休憩っスかね〜

[数学Aの教科書を閉じ、「んーっ」と声を上げて伸びをする。学園にあるA棟校舎1階の一番奥の空き教室、その向かいにある何故か窓の無い薄鼠色の壁の前。ここがわたしのお気に入りの場所だ。両手を頭の後ろで組み、空き教室の壁に凭れ掛かりながら一息吐いた。]

[『わたしは壁。』
目の前の壁と同じ様に、見えても見えない存在。
それがわたしの自由であって心地良い人生だ。*]
(60) 2020/06/13(Sat) 17:54:26