【人】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ[ちゅ、ちゅと啄むだけの口付けに酸素を取り入れようと唇が緩む。 始めてキスした時に教えられたのは、呼吸の仕方。 隙間を作って、唇を開いて、はむ。と彼の唇を喰む。 啄むだけでは物足りないというように、甘えるように歯を立てて。 そっと離れる。] ……ぅん、おはよう。テンガン。 [出会った頃より呼び方が変わったのは彼との距離が縮まった証。>>47 問いかけには緩く首を縦に揺らして、 眠気の取れた清々しい顔で笑いかける。 顎先に手を添えられたら、今度は待ちきれずに。 薄く唇を開いて、舌先を覗かせた。 装備として使っているストッキングが、今はない素足の肌に彼の膝が割り入ってくる。 肉付きのいい太腿が彼の脚を挟んだ。] (61) 2022/05/17(Tue) 23:44:33 |