【人】 学生 五反田 健吾─ 昼前:教室 ─ 二十四時間は言い過ぎだろう。 [ くす、と。流石にちょっと面白くて、常なら歪まない口を緩ませた>>55。彼女のこういうところは好ましく思っている。 そうして、気持ちは受け取ったというように頷いたのなら、……零れた言葉に眉を少しだけ動かした。] ……近くにいなくなったなら。 もう相談は受け付けてないのか。 [ 別に悲しいわけでも傷ついたわけでもない。ただ、どこか寂しい気持ちはある、気がする。 彼女が離れるというのなら仕方のないこと、追う気はないが。例え道が別れたとしても>>56、繋がりは残っているなんて言うのは、柄にもないだろうか。] ──そろそろ行くか。 [ ちらりと時計を見たのなら、昼休みが始まってそこそこの時間が経っていた。次の授業もあることだし、教室に帰るべきだろう。 彼女の話を聞くために、昼は空き教室の隅で食べていた。 こういうことをしているから、付き合っているだのと言われるのかもしれない。]* (61) 2020/11/21(Sat) 18:46:56 |