人狼物語 三日月国

124 【身内P村】二十四節気の灯守り【R15RP村】


【人】 灯守り 芒種

[ >>0:509飛びついてきた大きく育ったからだを
  慌てもせずに振り返り、抱き留める。
  受け止めきれずに転ぶには場所がよろしくないので
  保険に、洗面台に腰を凭れておいた。

  あの頃よりは色素の落ち着いた髪が
  ふわりと鼻先をくすぐって
  今はもう名残もないはずの赤子の甘い香りを
  思い出し、無条件に頬が緩む。

  きらいでは、ないのだ。
  いとおしくおもう。

  それだけならいいのに。
  それだけでないからややこしい。 ]


  あら、あら。どうしたの?お転婆さん。


[ 若い女性の、赤子とは違う、甘い肌の匂い。
  髪に鼻を埋めてひとつ深い呼吸をして
  観念すれば抱き留めた腕でそっと抱きしめ返して
  背中をあやすように摩ってやった ]
(62) yahiro 2022/01/19(Wed) 15:49:32