人狼物語 三日月国

148 霧の夜、惑え酒場のタランテラ


【人】 騎士 ノア

[ 魔法士の子どもでも
  魔法の才能がないこともある

  実力が頭打ちになった時
  困らないようにと師の計らいで。


  一応やってみろと持たされた
  練習用の木刀を振り下ろした時には
  
勢いよく手から抜けて後ろに飛んでいき


  少し慣れて練習にと
  超下級モンスターを相手に斬ってみた時には
  手に伝わる感触に驚いて
  振り切る前に手を離す。
  そして結局魔法で討伐するという有様だった。
  
  一言で言えば向いてない。

  …この話は未来に聞いておけばよかったと
  後悔することになるのだけど


  修行談義が熱くなる前に
  そっと話の軌道修正をしてしまったのが顛末だ。 ]
  
(62) 2022/05/23(Mon) 11:12:45