人狼物語 三日月国

224 【R18G】海辺のフチラータ2【身内】


【人】 Il Ritorno di Ulisse ペネロペ

>>-142 ダヴィード

表通りからは離れた路地の一角、隠れ家のような入り口。
石の階段を下ると、落ち着いた色の木の扉がそこにある。
下げられたプレートには『OPEN』の文字だけ。

 
 カランカラン

扉を開けばドアベルの音が店内に響く。
暖色の控えめな明かりの下、
カウンター席に着けば、さっそく注文を。


「マスター、シチューとパンを二人分お願いしますっ。
 あと、コンクラーベも!」

注文するのは、あなたが以前話していたものと。
比較的沁みにくいだろうノンアルコールカクテルがふたりぶん。

具沢山のシチューと、ライ麦100%の食事パン。
注文したものがカウンターに並べば、
猫被りは休日の一従業員の顔をして表情を綻ばせた。

「どうですか?美味しそうでしょう!
 マスターの作るシチュー、
 私も一度食べてみたかったんですっ」

#バー:アマラント
(62) 2023/09/29(Fri) 1:27:58