【人】 大学生 鹿賀 透>>58>>59 [彼女は、問いかけにしばらくぼうっとしたあと、 やっと、言葉を紡ぎだす。 それほ、弱い風に揺らめく札が、やっと、少しだけ陶器にふれたような、風鈴の音] とりあえず、 ちょっと、隣、いただきます。 [バス停のベンチ。 塗料がより、はげかかったようなところ、 腰を下ろすと、 たしかにはじめてのバイトの疲労感はあったけれど、 別の意味でほっとしてた] 綴さん、見つけられてよかった。 それと、鹿賀さんじゃなくて、鹿ちゃんでお願いします。 [何より、もう泣いていないみたいなことに すごくほっとしている] オーナーに荷物の件ほ言っておいたので、 盗まれるようなことはないと思います。 すぐに入用だったら、俺、とってきますし。 (62) 2022/07/31(Sun) 16:25:11 |