人狼物語 三日月国

224 【R18G】海辺のフチラータ2【身内】


【人】 Chiavica テオドロ

>>62 ルチアーノ

「そんなあんたは、
 紛うことなきルチアーノですね」

色男に褒めていただけるなんて光栄。誉めそやしと皮肉が半分。そんないつものにやついた笑みで応対して。

「……ええ?いや、気を張る相手よりかって気持ちは分からないでもないが……俺はあんたを散歩に連れ出す為に予定空けられるほど暇じゃないんですけど」

続いた言葉には困惑気味。嫌でもちゃんと休息は取れだのお節介な人たちの言葉を思い出すし。とはいえ言い出しっぺ。これできっぱり断るのも無責任というもの。

「そっちが俺の非番の時に合わせてください。着いて行かせたいんなら文句は言わせませんからね」

最初から向こうは『お前が行くなら』ということを示してる以上は然程不当でもない条件であるのに、あくまで譲歩してやる、というポーズは崩さない。

なんならエプロンと植木鉢が同じ画角に収まってる以上は最早親しみ易い仕草ですらあった。

#街中
(64) 2023/09/12(Tue) 19:10:46