【人】 第11皇子 ハールーン[ぴょこ。と、部屋を伺う猫のように顔を出す。気配には気づかれていただろうか? 居るはずの彼へ一声かけ、姿を見つけたなら少し思い出話を。] ……懐かしいなぁ〜! ここに来た頃、一人で寝るのが怖くって! 良くここに掛け布団ひとつ持って籠もってた 朝になったら、アーイシャがお越しに来てくれてね たまにここで朝ごはん食べたりもしてたんだ [アーイシャとは、自分の乳母である。もう一人、彼女の母である乳母と二人で、出生間もなくから共に暮らしてきた。 自分が1年前、外へ居場所を見つける為に、この国を離れるまでは。] (65) 2021/04/15(Thu) 14:31:40 |