いつかの雨の日
[どうやら音楽室に用がある様子でも無さげな
その生徒に会釈して歩き出す。
が、ふ、と視線を感じて振り返れば
>>64。
こちらを追っていたのか、彼とは目が合って。
なんとなく、黙ってすれ違うのもなんだしと、 ]
あー、音楽室、用があったりしたか?
もう出るわ、わりぃな。
[なんて、声をかけた。
本当は、酷く拙いピアノを聞かれていたかも
知れないという居た堪れなさを、
隠したい気持ちが有ったような気もして。 ]*
(68) yukiyukiyuki 2020/11/21(Sat) 19:43:17