【人】 霧ヶ峰 友紀「そう…なんです。 まあ私が幻想抱いてたのはあるかもしれませんが…。」 でも、人として。憧れていた、初恋の人が。最推しが。あんな解釈違いな事をするなんて。 気をつけないと涙が溢れそうになる。 それを気をつけるようにして腕を抓った。痛い。まだいける。人前で泣いてはならぬ迷惑だ。 「道端はちょっと…!? それなら公園ですかね。 カゴに入れたのに買わないでお店行くのは申し訳ない。」 買う気満々で缶チューハイを6本も入れたのに、元に戻すのは心苦しい。 だってコンビニのって後ろから前に出てくるじゃない? あれを1本ならともかく6本も、後ろに押し返しつつ返却は…うん。 後ろから既に補充されていたら尚更ゴメンナサイ案件。 でも道端で飲むのは想定外過ぎて (それってヤンキー座りしながら?わ〜別世界すぎて想像つかない!) 公園に落ち着いた。 夜風は寒くなるかもしれないけれど、子供や草花に心癒されるかも。 いや子供のいる時間帯に若者二人が飲酒してたら見ちゃいけません案件になるかもだけど。 (68) 2022/10/15(Sat) 14:27:46 |