 | ── 売店 ── [巾着を手に見ようによっては物欲しそうに 前屈みに見ていた氷の袋(冷凍ボックスの中にある) から身体を上げた時、背後で密かな笑い声が 聞こえた。 >>57] 本当に。 ぼったくr──…じゃなくて、 足元見らr…じゃなくて、ええと、 これも醍醐味みたいな? [苦笑しながら、後ろを振り返えば、 随分と髪の長い男性の姿。 なんだろう独特のオーラを感じる。] …私、氷や水にも高級なものがあるなんて、 知りませんでした。 [近くのミネラルウォーターの棚に視線を送り、 目を細めた。*] (68) 2020/07/29(Wed) 14:59:21 |