【人】 凍剣士 スピカ[彼女の頬を、涙が伝う。 胸の奥底が締め付けられる。 けれど、それよりも透き通った紅い瞳が濡れて、まるで宝石のように可憐である様が、どうしようもなく自身の仄暗い欲求を奮い立たせるのだ。] どこに、行きたいですか? [彼女の提案に、こちらから問い返す。 この提案が、彼女の時間稼ぎである事はわかっている。 あえて拒絶せず、彼女の狙いに乗る。 けれど、ただ彼女の思うがままにはさせない。 そっと、彼女の秘所へと手を添わす。 直前まで男に喰い荒らされていたそこを、下から上へ、何度か指でなぞり上げた後、中指をゆっくり沈めていく。 彼女の中を掻きまわして、注がれた白濁を掻き出していく。 その間、彼女の様子を観察する事は忘れずに。] (68) 2021/05/05(Wed) 11:43:55 |