【人】 凍剣士 スピカ[彼女の中に、更に人差し指を沈めていく。 二本の指で互い違いに弄んで、時折ぱくぱくと開いてみせる。 ――…指の数だけ、彼女を責める動きが大きくなっていく。 おもむろ、テンガンが彼女に残した噛み痕に、口づけを落とす。 乱暴にされて、善がる彼女の姿を思い出しながら。 一つ、二つ、三つ――下腹を搔き乱しながら、彼女の首元を甘く吸いたてる。 そうして、彼女の秘所の中へ、更に薬指を潜らせていく。 これで彼女を責める指は三本、しっかり根本まで咥えこませて、湯を喧しく波打たせながら、彼女を追い詰めていく。 指を出し入れしながら、彼女の最奥を突き込む。 幸い、彼女がどこを責めれば啼くのかはテンガンが教えてくれた。 噛み痕を辿っていた口づけは、ひとしきり辿り終えて――。 唐突に、彼女の豊かな乳房の、その先端へ甘やかに歯を立てた。 ぐにぐにと、わずかに力を込めて、彼女の身体に新たな痕を残す。 片方の吟味が済めば、もう片方も同じように。 彼女の身体を味わう。] (69) 2021/05/05(Wed) 11:44:23 |