人狼物語 三日月国

138 【半突発R-18】隠り世への送り雛【飛び入り歓迎】


【人】 雛巫女 サクヤ

 
「…こっち。みて、ください…。」
 
 
ひどく悲しい気持ちになったのは。
 
 
「わた、私、…じょ、上手に、御奉仕…しますから…。」
 
 
じわり。目頭が熱くなって涙が滲む。
>>72先に果ててしまった身であれど。
他に目を向けられるのは自分の力不足の様な気もしてしまって。
勿論、理性では分かってる。分かっているはず。
このかくりよにいること自体が異常なのだからと。
でも。
二孔を使うことは彼を困らせることだと言う。
最後まではしない、とも言われた。
それならば?
視線が彷徨う。助けを求めるように。人を探す様に。
けれど。
改めて彼を見つめて。
 
(74) もくもく 2022/03/19(Sat) 7:44:58