人狼物語 三日月国

114 【半突発R-18】Snow white Festival【飛び入り歓迎】


【人】 魔術師 ラヴァンドラ

 

 制止の言葉は耳には届かなかった。>>59
 常ならば綺麗に煌く凪いだ海色はやや伏せられ、
 己を見捉えてか、ようやくゆるりと開かれる。>>60
 きゅ、と寄せられた眉を痛み所以だろうと思い込み
 肩を慰撫されれば へにゃと眉を下げた。


  「 そんなの良いよ。
    テレベルムの怪我の方が大事でしょ 」


 仮に汚れてしまっても、洗ってしまえば好い話。
 苦く笑うだけで治癒を拒まない様子を見れば
 女は相変わらず自分が痛いような顔で、魔力を込めた。
 遠巻きの猫たちには――すこしばかり安堵もして。

 
(76) ゆま 2021/12/12(Sun) 13:26:35