人狼物語 三日月国

159 【身内RP】旧三途国民学校の怪【R18G】


【人】 かれがれ ユメカワ

【図書室】 >>51 >>a23 >>53 ネコジマ

きっと昔から君を構う事は多かった。
返って来るのが素直じゃない、少々はぐらかすような言葉でも。
一つ言葉を掛ければ、大抵は律儀に一つ言葉が返って来る。
そんなどうにも素直じゃない接し方がなんだかいじらしくて。

そういう時は大抵、悪しからず思ってくれているという事も。
気分が沈んでいる、或いは思う所がある時は、寧ろ。
言葉に詰まる、言い淀む質だとも、きっと知っている。
たとえばそう、先ほどのように。


「稔も頑張るの嫌?あは、じゃあおそろいだ
 …読んじゃいけない、っていうか。
 持ち出し禁止の方かな、ニュアンス的には」

廃校探索なんて雰囲気に合わない、軽い言葉を返しつつ。
やや古びた表紙に、頁に指をかける。
この学校が健在だった年代を思えば、劣化の程度は軽すぎる。


夢川と活字の関係性も残念ながら良好とは言い難い。
更に言えば余程の読書家でもない限り、
基本的には禁帯出、なんてそう目にする事も無いだろう。
つまりは結局これも字面のニュアンスからの推測だ。

とはいえこの後目にする内容を思えば、
読んではいけないというのも強ち間違いでもないような。
(77) unforg00 2022/07/03(Sun) 15:11:28