【人】 テニス部 ちあー1-B教室ー [近くに立つ赤羽はかなり高く、ちあは顔を見上げる形になる。 一目置いている彼に声を掛けられ、少し緊張して受け答えをする。 ちあは気付いてないが、一種の憧れとも言えるのかもしれない。] でも、明日から文化祭が始まるでしょう? わたし、凄い楽しみなんです! [赤羽が残念そうな顔をしたのに気付き、とっさにちあは胸まで上げた両手を握りしめて、満面の笑みで答えた。 その時、赤羽を呼ぶ声がちあにも聞こえた。>>70 ちあは、その男子学生とは面識が無かった。] (赤羽先輩にタメ口だから、3年かな…?) [「んだよもう可愛い彼女いんのかよ。」と、男子学生。>>76] あ、そのっ、わたし、違くて! わたしなんかが、赤羽先輩の彼女だなんて、そんな、お、おこがましいです…。 [ちあは、プシューと音が出そうなくらい、顔を赤くして、尻すぼみになりつつ、しどろもどろに受け答えをする。] あっ、赤羽先輩にも自己紹介がまだでしたね! 改めまして、わたしは、1-Bの如月ちあと言います! ソフトテニス部をしています。 貴方は…? [ちあは、男子学生の方を見やりながら、問いかけた。]* (77) 2020/06/13(Sat) 23:04:44 |