| [こちらに向けられた顔に 頬を伝うきらりとしたものが見えて >>66 自分の頭の中の、記憶の糸を手繰るのは すこしあとになった。 なんでもない、と言う言葉 >>66 まずなんでもないのに川はなかなか眺めない ような気がするけど、と思いながら、 ] そう、よかった。 ゴミは、とれましたか? [そう返して、何気なくそっと覗き込んだ瞳。 ─── こちらを向いた、その色。 もうずっと、小さな頃の、 細い細い、微かな記憶。 眇めた目で、どうにか手繰り寄せて、] (77) 2021/02/01(Mon) 20:00:10 |