[それから語られる話。
>>71]
え?魔法……保険?
[保険、とは、洞窟の中で聞いた小さな言葉だった。
教えてもらえるのかと、沸いた牛乳に急いで粉末を入れ、彼の分だけマシュマロをいれたココアを二人分持ってテーブルへ戻った]
マーキング……
[目を逸らしながらも、施した魔法について話してくれる。
僕にかけた魔法と言うと、
お腹に現れるあれだとすぐに思い当たる。
手を出せなくなるってどうやって?と、
すぐには理解が追い付かなくて、詳しく聞き出すだろう。
そうして彼の言うマーキングの意味をようやく正しく理解できると、]