人狼物語 三日月国

224 【R18G】海辺のフチラータ2【身内】


【人】 Il Ritorno di Ulisse ペネロペ

>>-172 >>63 ダヴィード

「Buon appetito!
 冷めない内が食べ頃ですよっ」

食事前の挨拶をして、シチューをひとさじ。
具材の旨味と甘みがふわりと広がる優しい味。
しっかりとした食事パンの食べごたえも、夕食にちょうどよく。

「Buono! …そういえば、
 実は近々マスターに料理を習おうと思うんです」

「最初に習うのは、このシチューで決まりですね」

なんて笑って、シチューをもうひとさじ。
いくらか食べ進めた頃に、カクテルのグラスを傾けた。

「それはそれとして。
 来年来たら、今度は一緒にお酒を飲みましょうねっ。
 成人祝いはここでさせてもらってもいいのかも」

来年。あなたが18歳になれば、
ノンアルコールでないカクテルで乾杯ができる。
そんなまだ先の未来の約束も勝手にしてしまって。

残暑も過ぎて、外は徐々に涼しくなっていく頃。
バー:アマラントは今日もいつも通り。
穏やかであたたかな時間が過ぎていく。

#バー:アマラント
(79) 2023/09/29(Fri) 19:26:18