【人】 卜占 キファ>>76 >>77 シェルタン、カストル 「わわわ、カストルさん!?」 背中を押され、3人まとめてぎゅっとなる(ヌンキをエア引き寄せするとさらに増える)。距離の近さもあたたかな体温も嫌じゃない、むしろ嬉しいが。 ……いや、今は何も考えずに団子になっていよう。 「……ああ、カストルさんも、おかえりなさい。お疲れ様でした」 やっとのことで、それだけ発した。何故あなたまで死ぬ必要があったのか、とか。あんなに頑張ってくれたのにごめんなさい、とか。他に言うべきことはもっとあったはずなのに。 「キューさんも?待っててくれてるんですか? 私、達のことを?」 そういえば、キューを処刑してから今まで、彼女の顔を見ていなかった。 そのことに気づくと、顔を合わせづらいなんてためらいは吹っ飛んでしまって。無性に会いたくなった。 (79) 2021/09/12(Sun) 0:41:00 |