人狼物語 三日月国

224 【R18G】海辺のフチラータ2【身内】


【人】 Commedia ダヴィード

>>79

「へえ?ああ、じゃあ。
 習ったらおれにも作ってくれませんか、ペネロペさん。
 材料代も出すし片付けもしますから」

もくもくと食べ進めながら、貴方のそんな一言に反応した。
もとよりこの男は人の手がかかった料理が大好きで、外食にそこそこの給金を注ぎ込んでいる節がある。
それが貴方のお手製ならばもっと嬉しい。そんな単純さだ。

「いいなあ、それ。来年にもまたこうやって……
 俺に似合うお酒選んでくれますか?」

今回の選んでもらったカクテルは「傷に沁みないもの」という基準が大いに影響しているだろう。
それを抜きにして、18歳の自分に貴方が何を選んでくれるのかが気になった。
その時に貴方は別の顔をしているかもしれないけれど。

貴方のいつも通りに触れた、あたたかい時間。
子どもはなんだか、泣きたいくらいに嬉しかった。
(80) 2023/09/29(Fri) 21:01:15