>>73 二日目ルヘナ
「時間の流れは、吾にとって大事なのだ。
定命ならば、時の流れは我々よりもさらに重要だろう。
故、曖昧にしか覚えていないというおまえの感覚を
吾はよく理解できぬ。まぁ、覚えておらぬのなら仕方あるまい。
だがな、定命の者が、そんなことあるか?
そう思った故、吾はおまえに興味が湧いた」
手を組んで、顎を載せる。
「吾そっくりのその性悪っぷりも、
おまえが見た目通りの精神年齢ではないと
考えれば納得なのだが……。
まぁ、大方あれはサダルの言い間違いだったのだろう」
さり気にディスった。