【人】 二年生 稲出 柊一― 小牧さんと ―[よろけそうになったけど何とかセーフ。>>61 「よかった」と安堵して、 「ここ座って」と竹のベンチを指した。 提灯の灯りが目立つほど、空の色は暗くなっていて。 花火が上がるのを待つ人たちのざわめきが、耳に心地良かった。 お礼だと言って袋を持ち上げるのを見て、 自分も飲み物を用意してたのを思い出した。>>12] 態々、有難う。 お礼されるほどのことしてないけど、嬉しいよ。 オレもラムネ買っておいたんだ。 良かったら飲んで。 [買った時はキンキンに冷えていたから、 まだ冷たい状態である水色の瓶を1本差し出した。 実は運営の不手際で人員の確保に不具合が生じたから、 用意された詫びラムネのつもりだったことは、 あんまり気にしてないみたいだし、言わなくていいかな。] そう言えば、挨拶したいって 言ってた人とは話せた?>>1:326 オレはあの後、長尾先生に会ったよ。>>1:358 [たこ焼きが出されれば、「いただきます」って言って、 有難くご相伴にあずかる。 そろそろ花火が、上がる頃だろうか……。*] (82) 2021/07/25(Sun) 15:42:13 |