─津崎くんの病室─
[美魔女と美女に許された扉の先で津崎くんは眠ってるようだった
>>81大事ないなんて天使は言ってたが。
やっぱり最後まであの夢にいただけあってか、怪我が多くて。
夢の中でお腹に傷が出来てたのも、きっとリンクしてたんだろう。
痛々し気なその身体に、気付いたら駆け寄っていた。
寝息でただ寝ていることもわかる。
屋上で見つけたときほどの恐怖や衝撃はない。
それでも、たった数歩の距離を走っていた。]
──、…っ
[ベッドに横になっている姿を見つめて。
そっと、髪に触れる。
折角寝ているのに、起こさなければいいんだけど]*