人狼物語 三日月国

96 【第38回TRPG村】Purgatorium-煉獄-


【人】 倦怠に戯ぶ シャフリヤール

[この男から感じるのは野生。血の匂い。
人というより獣に近い、蛮人であろう、そう捉えていた。
取るに足らぬ、と。

しかし男に邪気はない。
拳闘を生き甲斐とした、血の匂いに餓えた獣。
暴力で他の命を打ち負かすのが性分とあっては、さぞ穢れた気の持ち主かと思えば、こうして見ている限りは清々しささえある。
こういう魂があるのか……俺は、俺の生の中で、このような魂たる可能性は、あったのだろうか……否]

……少なくとも、貴様は俺の召使になる男ではないな。

[俺の罪を問い、裁くのに、なぜ他人と鎖で繋ぐ必要があるのか。
解せずにいたが、これほど異なる魂と向き合わせることに何か意味があるとすれば、そうなのかもしれん、と少しだけ天使の思惑に近づいたような気がした]

[感情:憧憬(+)]
(83) てば(tevasaki) 2021/09/18(Sat) 20:22:43