【人】 大木慎之介[大木は“一番になる”ということがない。 成績は上位だが、1位になったことはない。 運動は下から数えたほうが早いが、これもまた 最下位ではない。 小学校の頃から、部活や委員会に所属しても 最終的に副部長、副委員長に収まる。 高校の生徒会でも副会長であった。 過去にはそれを気に病んだこともあったのだが── 弟との得意分野の差がはっきりするにつれ、>>0:217 自分が一番にはならないのも、 役割分担の一種なのだろうと思うようになった。 身近な誰かとの気付かぬうちの役割分担の結果、 大木は一番にはならないし、副ナントカに収まる。 そういうものだと、今は思っているのだった]** (84) 2022/10/15(Sat) 8:46:25 |