【人】 第11皇子の従者 ダレン[>>64ひんやりと冷たい白い壁。 漆喰かなとダレンは思っていたが、何か未知の建材なのかもしれない。 屋根裏は天井が低いといっても歩き回るのに苦労するほどではなく、採光窓もあった。 足音に気付いて階段のほうを向いた頃、主がぴょこっと顔を出した>>65] ここで眠っていたのかい……? [あまり寝心地のいい部屋に思えず、ダレンは首を傾げた] 狭くて落ち着くというやつだろうか。 ……もう少し従者らしい話し方を 心がけたほうがいいだろうか? [初対面のころ、気安く話していた名残で、未だに友人のような言葉遣いで接していた。 主と認めてはいるものの、改まった態度になるのが気恥ずかしかったのだ] (84) 2021/04/15(Thu) 20:19:38 |