【人】 和宮 玲─露天風呂─ [ぼんやりとしていた意識が 現実に引き戻されたのは>>85声が聞こえたから。 見れば身体に湯をかけながらゆっくりと身体を沈めていく女性が。 スれてない、屈託のない笑顔が 少し眩しくて目を細めた。 少し顎を引いて、そちらの方を見つめれば] えぇ、1人です。 淫蕩の旅ですので。 [お姉さんも、と言うなら彼女も1人だろう。 ただそう言ってから少し気になったのは 彼女は本当にこの宿屋で行われている事を知っているのかと言う疑惑。 顔を見たこともないし、笑顔の可愛らしさ子だったので。] ……あの、ここがどんな宿か知っていますか? [さっき、淫蕩、などと言ってしまった手前 もし彼女が知らないのであれば恥ずかしい話なのだけど。]* (86) 2020/08/09(Sun) 12:32:07 |