100 【身内RP】待宵館で月を待つ2【R18G】
 | >>20 ユピテル 慌てた様子でナイフを拾いに行くゲイザー。 早速ドジを露呈させてしまった彼女の顔には、 忍びなさが浮かんでいる。 「す、すみませんすみません……! あ、あたしまた失敗して……!」 声を掛けられれば、はっと顔を上げた。 けれども、どうやらそれは叱責ではないらしい。 善意と気づけば、その張り詰めた顔は緩んだ。 「ゲ、ゲストの方にお手伝いさせるなんて! 折角のお申し出ですが、それは下女の名折れです。 ……でも、その。や、優しいんですね……。 あたしみたいなのにも、親切にしてくれるなんて」 (86) 2021/10/16(Sat) 11:22:23 |