【人】 星読博士見習 ハニエル[「本当にそこにあるなら、触れてみたい」─ ─ そう言った彼女は、何を思ったのか目を伏せた…ように感じた。>>63 どうやら目が不自由なようだった。 くそ、どうしてこう僕は迂闊なんだ。 ハニエルは再度気恥ずかしくなった。] あ、ええとすみません。 あなたのしていた事が子供じみている、なんてそんなつもりなくって。 僕は、星に触れることはできると思ってる。 でも、手で触れるんじゃない。 星の動向を「読む」ことで、その生き様を「知る」ことができると。 だから、星読博士を目指したんです。 (87) 2020/05/12(Tue) 1:03:49 |