人狼物語 三日月国

203 三月うさぎの不思議なテーブル


【人】 店員 チエ

[ほんの数分前の、ぱっと咲くみたいに笑った顔>>0を思い出す。
 喜んでた。ボクが手伝おうとしたこと。力不足なんて、言ってなかった。
 どころか、自己評価を叱られまでしたのに。

 ……あんなに、ボクでいいって、伝えてくれたのに。]


(ばかやろう。馬鹿。馬鹿チエ)


[自分の浅はかさが、じくじくと全身を蝕んでいく気がした。
 苛立ちと、後悔と、自虐が身体の中で渦巻いて、それからどんな風に仕事をしていたか記憶にない。

 賄いでトマト煮は、出したんじゃないか。
 だけど、何を、食べたんだっけ。]
(88) 2023/03/09(Thu) 21:04:53