人狼物語 三日月国

139 【身内】花咲く日、蜜の香りと踊る【RP村】


【人】 物書き ラサルハグ

>>77 ミン

独り言にしても、この華やかな祭りには相応しくないものが漏れてしまったらしい。
親切な女性を前に頬を掻いて、ひとつふたつ、目を逸らす。

「……ああ、いや。……」

苦笑して、杖を掴む指を立てる。下手な誤魔化し方。

「…この足で全てを巡るのは、なかなか難しいかな、と。
 ……という事で…、どうだろうか。
 何にせよ、大した事ではないさ。
 ありがとう、お嬢さん」

蜜の入った小瓶を見て、改めて彼女の顔を見下ろした。

「ミリアン殿……といったかな。仰る通り。
 ラサルハグだ。…妖精同士、ひとつ宜しく頼む」
(89) 2022/03/22(Tue) 11:20:03