>>88 バラニ
「美味しくても飲むな、検討するな。輸血パックは輸血に使うものだ。少なくとも我々はそうだろう」
脳内ではもう既にイエローカードを貼りにいっている。きっとキョンシースタイルの君が再生されているのだろう。
「なるほど? その感覚を私が理解することはないだろうが……そうか。まあ、急いで食べて喉に詰まらせなければ、なんだって良いが」
おしぼりは最初に申請しておくべきだったな……と思いつつ自分も手を拭き、君が食べ終えたのを確認すればテーブルを拭いて食器と共に下げさせるのだろう。後片付けはバッチリだ。