人狼物語 三日月国

167 【R18G】海辺のフチラータ【身内】


【人】 暗殺屋 レヴィア

>>89 コルヴォ
周囲の人間が同業者かそうでないかは、匂いで分かる。
この界隈で長く生きたものほど染みついている。
血と、腐臭と、硝煙と、様々なものが混ざった、死の匂い。

Siestaサボリ中かしら。掃除屋さん。」

だから一瞥もせずとも存在には気づいていて、
声を掛けられても動じることもなく。
女は今日も季節にそぐわず冷ややかだった。

「猫の意匠があったものだから。」
「少し目に留まっただけよ。」
「烏は猫がお嫌いかしら。」

話の最中も微動だにしない視線の先には、球で遊ぶ猫のネックレス。
どことなく、かのボスが飼っていた猫に似ていた。
(90) 2022/08/11(Thu) 17:30:37