―― 回想:結城のスケッチブック ――
[
>>80結城の驚きの声に逆に自分が驚いて眼を大きくしていた。
奥ゆかしそうなのに中々の声量でそのギャップが中々良いと妙な判断をし心の中で花丸をつけては驚いた表情を平然と戻した]
そうですね、オスカーです。
でもそちらはこの国では名。
貴女で言うとしろはさんと私が呼ぶようなものです。
いきなりの名前呼び。
大変素晴らしいので是非そのままで。
[然しながら自分が呼ぶのは結城さんである。
ずっと見ていたと首を縦に振るとどうしてか赤くなりスケッチブックを隠してしまったが、どうしてだろう]