【人】 傭兵団長 ダイゴ[鮮魚店に辿り着き、彼女の快活な声とは真逆な単調な挨拶を済ませる。それが客の横入りとなるのならば、>>83失敬、と軽く謝罪をした。] 失礼する。近場で窃盗犯を捕らえた為、 その報告を。 ええ?と目を丸くした彼女に対して、つまんでいる猫を真顔で持ち上げてみせるが、あまり真実とは捉えられていないようだ。] …窃盗犯は今後然るべき場所へ送らせていただくが、 此方に関しては… [そういって、猫がくわえていた瓶詰めを見せる。本来だったらそれなりの名産品を示す商品ラベルも唾液がべったりそうして何となく彼女理解を示してくれたようで、あぁーぁ、という落胆の声をあげた。] 『いやぁ、もうそれは客に出せるものじゃないわ 弁償だけして処分しておいてくんな』 ……、…………この場は私が払おう。 [理論的には出来なくもないが、物理的には出来ないだろう。様々な要員を含めて。しかし彼女にとって大事な点は、売上として金が戻ってくるかどうか。それだけなのかもしれない。犯人が目の前にいるのにお小言を代わりに貰うのも中々厄介そうだと判断し、懐の小銭入れから必要分の賃金を手渡し、領収書を受け取った。] (91) 2021/04/15(Thu) 22:09:19 |