[よく見れば、ディアスポールには獣の様な耳と尾がついていた。
なるほど。彼は獣人なのか。
…しかし何故だろう。
どこかで見覚えのある顔だ。
…気のせいか。そう思った矢先の事だ。
彼の口から、その名を聞けば。
はたり、と。何かに気づいたような表情へと変わる。]
ウル……。
[…気のせいではなかった。
ウルの息子。
その面影に見覚えがあるのは、至極当然だったのだ。
勇敢なるノードゥスの戦士。
>>73僕は彼を知っている。
そして今は……
『行方不明』
>>74 >>75と言うことになっているのだったか。]