【人】 傭兵団長 ダイゴ[男の所属する傭兵団『ココウ』。 それは、東の国の言葉で、"危地"を意味する。 全団員二重数名>>26、例外無く同じ官舎暮らしで、国王より一定の『支援』を賜りつつ、長いこと従事してきた。 自身に至ってはもう8年。成人になる前からだ。故に母国よりも思い入れがあるし、記憶として鮮やかに赤色はこびり着くし、石油の匂いが軍服に染み付いている。 情勢を詳しく知らぬ者からすれば、国の兵隊の一部としてしか捉えられていないだろう。どれがどんな部隊かなんて気にするほうがおかしい。 少し知られていたとしても、「やや血の気の多い部隊」か「国王の命令には絶対」であった事くらいだろうか。任務を淡々とこなしてきた一方で、命令以上の事はしなかった。] (93) 2021/04/15(Thu) 22:10:32 |