【人】 高藤 杏音[ 逃げ場の無い温泉旅行で荒療治して平気になりたい! 別に平気になる必要は無いのかもしれないけれど。 逃げ出すんじゃなくて、返していけるようには…… なりたいな。なんて。高藤杏音は思っているのでした。 時間を確認する空先輩の横顔を見詰めて、決意を新たに。] お。もうそんな時間ですか? じゃあ、行きましょうか。 温泉が私達を待っているー!おー!! [元気良く口にすると立ち上がって。 片方だけ手袋を外すと、空先輩の手を握った。 バスの停留所に、乗客の少ないバスが来る。] (95) 2020/12/26(Sat) 18:27:47 |