【人】 名坂愛子―― 食堂にて>>88 [先ほどまでと変わらぬ調子の返事と非現実的に蠢く影に、まだここは夢なのかと思ったり。 それでもはっきりした五感に思考のおかげでこれが現実だと結論が出てしまうのだけれど] 夢は……嫌な夢だったんだけど、ね 妹がもう手の届かないところに行っちゃう夢で…… [あれが夢で本当に良かったと思う。 あの時、少し下腹部に違和感を覚えたけれど、後で確認するのもいいかもしれない。 もっとも、今は目の前の夢であった方が精神的に良かった状況の方が問題なのだけれど] ひゃうっ、た、たのしい事……って [首筋を舐められたかのように影が動いて、おもわず身震い] (95) 2022/08/12(Fri) 0:54:19 |