【人】 環境破壊 イクリール>>95 トラヴィス 「まあ素直。私を理解者として選ばないほうがいいのは確かだけどね。そういうのはもっと思いやりの……優しい……うわ……」 思いやりと優しさへのアレルギーが出た。鳥肌。 「あるに決まってるだろう、仕事。私の仕事は人の傷になりまくる食堂だ……君、好きでもないことを仕事に?」 普通食堂は人の妨げになりまくらないのだ。 「ああ。宝石は高いから金銭面での苦労が中々……あとソファの肘掛けとか、タイヤとか?」 一気にファンタジックが生活感のあるものになってしまった。 ここでぬいぐるみのリボンが美味しそうに見えたことでも思い出せばファンタジックに帰ってこられたのに。 「こういうのを『拗らせていない』と思うのも稀有な感性だな」 一方イクリールの感心ポイントは、トラヴィスにとって全然うれしくない所だっただろう。 実際一体どこで拗らせただとか、どこで歪んだんだとか、言われることはそんなことばかりなので、あなたの言葉がレアなのは確かだった。 (96) 2021/10/19(Tue) 5:35:46 |